この青空に約束を―

第15弾 アドベンチャーゲーム 18禁 プレイ期間1/8〜2/3 多分40時間くらい
プレイ動機は高評価の原画脚本ペアだったから. 全ルート読了.
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
サビから入るOPにいきなり心を奪われた. KOTOKOなのだが, 彼女の曲らしからぬ到って普通の進行をしていく正統派な曲調. 青臭い歌詞もこれまた堪らない. 捨てるとこがないって滅多に無いよ. 今でも良く聞く曲のひとつ.
いきなりゲームの話から逸れたが, それくらい曲に関して印象深かったりする. アコースティックな音色が多く, アコギを使った曲はフィンガリングノイズ入りまくりで, わざとなのか本当に演奏したものを録音したのかわからないくらい. ゲーム中の印象は打ち込みっぽい曲が少ないと感じていたけど, サントラで聞くと実はそうでもないことがわかるという. シーンごとに使われる曲に因るんかな.
システム面はとても優秀. ユーザーインターフェース部分は細かいセッティングが可能で不満は無し. ゲームシステムはシンプルなルート選択のみであり, ややこしいフラグ制御は一切無い. ビジュアライズされてるのも親切.
シナリオやテキストは実に安定. ことテキストに関しては奇をてらうと途中で投げてしまう人が出るものだが, このゲームに関しては投げる人が少なそうに感じる. そして約束の日における最後の過剰演出っぷりは, 入れ込み度合いが大きいほど破壊力が大きいだろう. あれは反則だよね.
キャラクターはツンデレに始まり, 天然だの強権だのユニークどころを集めつつも無難に纏め上げている. 声優は表でとても有名な人や, あまり耳にしない人とかまぜこぜ. 航君航くんわったるく〜んの人にこういう役はまさに適材適所. 同期してひょこひょこ動く立ち絵を合わせたら萌えざるを得ない.
ではまとめ. 全てにおいて高水準のゲーム. 今の今まで知らなかったのだが何か受賞してたようで, 納得できるっちゃできる.
http://www.bishojyogameaward.org/html/ranking.html
OPでWelcome to - our adolescenceとテロップを出すくらいのサワヤカさに打ちのめされボク. このソフトハウスのゲームで遊んだことなんてPC98時代の頃にしかないんだが, パルフェやショコラも遊ぶべきかと悩みング. きっと手を出すぜhehehe.
なおアニメに関してはmixiに書いたんでそちらで. 実に面白いッスね!別の意味でだけど!