CLANNAD

第12弾 アドベンチャーゲーム プレイ期間11/6〜12/24 50〜70時間程度だと思う
プレイ動機はインストールしてから2年半熟成させたから. 全ルート読了.
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
周知のとおり超有名作品. 思うところがあってプレイは保留していた. KanonAIRを鑑みると物凄く時間がかかりそうだったのと, 最初に出会う少女の横顔がいたる絵っぽくなかったから.
発売当時は他に遊んでるゲームがあったはずだし上記理由からプレイは後回しにした. しかしここ最近のエロゲギャルゲへの入れ込みを考えたら, そろそろプレイしてもいいんじゃね, って結論に. NEW GAMEを選ぶと間もなく目に飛び込む渚の横顔と耳に馴染む渚のテーマ曲. 良いなぁと思える場面. 序盤を含め導入部分の出来は別格. 泣きゲーの雄たるものこうでなくっちゃな.
テキストの面白さは前2作を遙かに凌いでる, と思う. 前のは鬱方向に傾倒していたと記憶. サブキャラの存在がとても大きい. いやむしろ春原がヤバい. 凄いぜアイツ.
曲も安定して高い位置にある. ヴォーカル曲は全てがGOD LIKE. Anaの破壊力はULTIMATE. 『またやられたよ』ってね. 小さなてのひらのイントロは『そうくるのかよ』と.
シナリオはおさらい的. アフターストーリーとかもう「ウワアアアアアアアア」と叫びたくなる. とは言えメインヒロイン個別シナリオはどれも秀逸. もちろんサブもね.
このゲームを特徴付けるのは複雑なフラグ制御. 選択肢が半端なく多いし, 重要分岐ではなくても後々に影響を及ぼし, その結果として未読文章が登場する. テキストが良いのとキャラの関連付けが上手いんで未読を無くしたいと思うのだが諦めた. マスターやコンボなんてのはルート表でも見てないと達成できないんじゃなかろうか.
まとめ. まごうなきKey作品だ. ログがビジュアルノベル風表示にならない等システム面が弱いのもKeyの伝統だし, PC版にキャラボイスが無いのもKeyと言える. そんなお家芸もどこ吹く風, 気持ち良く読むことができた. 今夏発売のリトバスをプレイするのは何年後だろうねぇ.
最後にTVアニメ版もチョウ期待で.