マブラヴ Extra編

第八弾 アドベンチャーゲーム 18禁 プレイ期間8/20〜8/26 時間わからず
プレイ動機はとにかく延期ってのと続編の話題性から. 全シナリオ全ルート読了.
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
まず"延期"でググってみよう.
今回はExtra編のみにしたが, 製品としてはExtra編とUnlimited編あわせてひとつのパッケージである. だが事情により別物としてわけさせてもらう.
幼馴染や謎の転校生といったヒロインがいて, 主人公がそれなりにモテるというすげえありがちというかソフトハウス自ら超王道学園ADVというジャンルにしてしまうくらいのベタな設定がむしろ新しい. 話のテンポがよく安心して読めるテキストは延期の賜物だろうか.
演出として他のゲームに見ないものがある. 立ち絵の大きさが無段階変化し距離の表現をしているところや, 5キャラ分の立ち絵重ね合わせは在りそうで無かった表現手法か. 技術的には難しいと思えないのでアイデア勝ちってことになるのかな. 密かに特許取ってそうだわ.
お次は曲だ. というか栗林みなみによる主題歌のマブラヴだ. 感覚的なものなので言葉にはできないがサビがとても良い. あと"夕暮れ"という曲. 元来ピアノの音色が好きなので, 出だしのピアノソロとかツボ. 物憂げなシーンで使われる曲だし, メインテーマの変奏なので気に入らない理由はない. イントロ無しのサビから入るED曲は, テキストを読みきった瞬間に流れだすことで本編とエンディングがシームレスに繋がってる錯覚を生み出す. うまい曲作りだと感じた.
シナリオはメイン中のメイン2キャラが主軸となる. ここで閑話休題. 昔から思ってる個人的に卑怯と思う, というか泣かせようという意図がミエミエであるシチュエーション3点をあげたいと思う. 幼少期の記憶/家族/死生観である. 話を戻して, メイン2キャラはもろ記憶部分にあてはまり, 話が見えてきたころの幼少期ネタは非常に堪えるものがあった.
翌日に持ち越す部分もあるのでここでまとめ. サブを含め魅力的なキャラが多くて良く出来たゲームであった. 声もヘタウマとりまぜそつがない. "アイター!"はポーズを含め秀逸の極みだよこれホンマいやマジで.
これ書くにあたって久々にゲームを起動したのだが, 今だからこう言える. 窓から顔を出してる絵だけで反則.